[FAQ] 透視検査中、X線管に対してどこに立っていればよいですか?

患者からの散乱線は、スタッフへの放射線量の主な原因となります。患者の体からの散乱線は、X 線ビームの入射側、つまり X 線管が配置されている側でより強いことが測定によって示されています。そのため、透視中はX線管側ではなく、検出器の射出側に立ったほうがよいでしょう。通常、患者の体に当たる放射線の約 1%から5%だけが射出側に出ます。したがって、検出器側に立つと、入射X線強度の1%から5%に相当する散乱線になりますが、反対側では入射X線強度の100%に相当する散乱線になります。

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