(2026.9.11-9.13) 第15回日韓大学交流夏期研修会(大邱)に参加しました (M1 有馬)

9月 14, 2026学会・研修

日時:2026年9月11日(金)〜 13日(日) 

場所:Pyeongsan Academy, located on Palgongsan Mountain in Daegu  

主催:大邱保健大学校、東西大学校(共同主催)および研修会幹事校 

参加大学:大邱保健大学校、東西大学校、九州大学、福岡国際医療福祉大学、帝京大学福岡、神戸常盤大学、岡山大学、群馬県立県民健康科学大学 

 私は2026年9月11日から13日にかけて、韓国・大邱のPyeongsan Academyで開催された、第15回日韓大学交流夏期研修会に参加しました。本研修会では、日韓の学生による研究発表を中心に、講義やアクティビティ、情報交換会などが行われました。以下に3日間の研修について報告いたします。 

1日目は東大邱駅に集合し、大邱保健大学校の施設見学および開会式の後、Pyeongsan Academyへ移動しました。その後、最初の学生研究発表セッションが行われました。このセッションでは、CT画像やX線画像にディープラーニングを応用した研究が多く発表されており、特にCT画像の画質やCT値の改善に深層学習を用いた研究が印象に残りました。自分が普段取り組んでいる研究とは異なる分野の研究に触れることで、画像処理やAI技術が放射線分野で幅広く活用されていることを改めて感じました。 

夕食後には特別講義およびアイスブレイクが行われました。特別講義ではキュリー夫人に関する映画を視聴し、放射線研究の歴史について触れる機会となりました。また、夕食後の情報交換の時間には、普段関わる機会の少ない他大学の学生や先生方と話すことができ、それぞれの大学で行っている研究や学生生活などについて交流を深めることができました。 

2日目は学生研究発表セッションから始まり、私も発表を行いました。今回の発表は、現在の研究を始めてから初めて研究成果を発表する機会であり、それを英語で行ったことは自分にとって非常に貴重な経験となりました。また、質疑応答では韓国の先生方から英語で質問をいただき、英語で回答しました。英語で研究内容を発表するだけでなく、質問を聞き取り、自分で考えて英語で回答することができたことは、今後の学会での発表にもつながる良い経験になったと感じています。 

午後には参加者で山を登り、キリスト教に関連する史跡を訪れました。研究発表や講義とは異なり、参加者同士で会話をしながら活動する時間が多く、他大学の学生や先生方との交流をさらに深める機会となりました。 

夜の講義では、日本と韓国の先生方から、この研修会をきっかけとした研究交流についてのお話を伺いました。特に印象的だったのは、昨年度の研修会での交流をきっかけとして、現在、日本と韓国の先生方の間で共同研究が行われているというお話です。また、お二人の先生自身も学生時代にこの研修会へ参加されており、その際にできたつながりが現在まで続いていることを伺いました。研究成果を発表するだけでなく、このような場で大学や国を越えた人とのつながりを作ることが、将来の研究活動にもつながる可能性があるというお話が非常に印象に残りました。その後の情報交換会でも、1日目と同様に他大学の学生や先生方と交流することができました。 

3日目は最後の学生研究発表セッションが行われました。このセッションではマンモグラフィや歯科領域に関する研究が発表され、マンモグラフィに使用するファントムについての発表が特に印象に残りました。これまで実際に見たことのなかったマンモグラフィ用のファントムや、それらを用いた研究について知ることができ、自分の専門分野以外の装置や研究手法について学ぶ良い機会となりました。研究発表終了後には閉会式と記念撮影が行われ、3日間の研修が終了しました。 

今回の研修を通して、現在の研究を始めてから初めてとなる研究発表を英語で行い、さらに韓国の先生方との英語での質疑応答を経験することができました。また、他大学の学生や日本・韓国の先生方との交流を通して、自分の専門とは異なる研究や装置について知ることができました。さらに、この研修会で生まれたつながりが実際の共同研究につながっているというお話を伺い、研究内容だけでなく、人とのつながりを築くことの重要性も強く感じました。今回得た経験やつながりを今後の研究活動に活かし、国内外で積極的に研究成果を発信できるよう励んでいきたいと思います。 

(M1 有馬)

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