原子力災害対策派遣演習

本プログラムの協力機関であり、原子力災害拠点病院でもある国立病院機構仙台医療センタにおいて、原子力災害時用体表面汚染検査装置(全身検査用ベータパネルおよび指定箇所検査用汚染モニタベータパネルΣ)の諸特性等に関して詳細に検討した(写真参照)。そして研究結果の一部について学会発表を行うことができた。原子力災害時用体表面汚染検査装置は、国立病院機構仙台医療センタに国内初で導入されたものであり、短時間で表面汚染検査が可能であるなど、その有用性も確認できた。継続して詳細な基礎的検討を行った結果、パネルの感度差があることなどが明らかになった。今後は実用的な運用方法の検討も必要であるとことが分かった。

さらに国立病院機構仙台医療センタに設置してある「ホールボデイカウンタ(内部被ばく測定)」を当プログラムに活用できるように、種々の基礎的検討を開始した(写真参照)。

加えて、プラスチックシンチレーションサーベイメータの基本性能等に関する詳細な検討も引き続き実施した(写真参照)。

以上の検討結果を踏まえて、原子力災害対策派遣演習内容の詳細、実施方法、特に体表面モニタ等によるスクリーニング方法などついて検討を継続した。

なお、国立病院機構仙台医療センタは平成12年に原子力災害二次被ばく医療対策施設に指定されており、被ばく事故に際して、放射能汚染に依るトリアージ、被災者のカウンセリングなどを行うための二次被ばく管理室や核種計測室等を備えているため、本プログラムを実施するのに最適な施設の一つであることを確認できた。

 

 

 

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